【音楽】お金をあまりかけずに、これからDTMを始めたいみんなへ 
音源を揃えるだけで凄いお金がかかる。だからDTMは一部の限られた人達だけの楽しみだ。
などという考え方は、もう何年も前に消え去っているのは言うまでもない。
今は、その気になれば無課金でも立派な作曲環境が揃ってしまう時代。
DTM界の参入障壁は下がる一方だ。
そうは言っても「どこから手をつけたらいいか分からん」という人も多いんじゃないかと思う。
選択肢が多すぎるためだ。
作曲ソフトもそうだし、フリーの音源もそうなんだけど、ジャンルによって得意不得意がハッキリしてる印象を受ける。

・・・そこで、これからDTMを無課金、微課金で始めたいな〜と思ってる人のために、私が個人的に気に入って長らく使ってる道具をご紹介しようと思う。
「何か使える無料の音、無いかな〜」とか、「お金をかけずに楽して色々揃えたい」という人のヒントになればこれ幸い。
本当に当り障りのない道具しか紹介しないから、過度な期待はせずに読んでみて欲しい。
あと、先に断っておくと、私は「無課金」というルールは持っているものの、一つだけ課金ツールを使っている。
それは、作曲ソフトそのもの。これについては後で説明するんだけど、DTMを無課金にしてはかなり快適に楽しむために、最低予算として1万円だけ課金することを承知しておいて欲しい。

・・・用意はよろしいですか?

では、まず作曲ソフトとオーディオインターフェース。
まず、2015/9/14現在、お金をかけずに作曲環境をいきなり揃える事ができるツールの中で一番私が安心だと判断しているのは、SteinbergのUR12というオーディオインターフェースと、これに無料で付属しているCubase AI8。
UR12が一番安いのは、多分サウンドハウスさんだと思う。
http://www.soundhouse.co.jp/products/de ... em/200026/
ぶっちゃけてしまうと、このインターフェース購入の目的の8割ぐらいはCubase AI8の入手のため。
Cubase AI8の詳細は、例えばこちらのサイトなんかが分かりやすい。
http://www.dtmstation.com/archives/51938189.html
Cubase AI8を使うと嬉しいのは、まずこのツール自体に結構良い音がする音源(HALion Sonic SE2)が付属していること、結構使えるエフェクトも付属していること、フリーの音源(以下VST)を16トラックも読み込める事。
最初のうちは16トラックもあればそこそこ色々遊べる。っていうか、16トラックフルに使うとPCスペックの方がボトルネックになりかねない。
Steinberg以外にもこんな感じで「オーディオインターフェースを買うと作曲環境もセットになってる」という組み合わせは色々存在するけど、私は自分で使ってきた実績しか信じない性格なのでCubaseをオススメしておくね。

・・・実はこれだけあれば十分作曲して遊べるんだけど、やっぱり最初から付属してる音源とエフェクトだけじゃ正直色々足りない場面は出てくると思う。
ここからは、私が気に入ってる音源とエフェクトから、面白かったのを幾つかご紹介しようと思う。

・・・用意はよろしいですか?

Independence Free
http://pro.magix.com/en/independence/in ... .1013.html
Independenceっていう有料音源の無料版。
無料版なだけあって音色数は限られてるけど、「これ本当に無料でいいの?!」という音が揃ってる。
ベースの音なんかは各所で「無料では最強」と言われていた。(今はどうなんだろうね?)
この子はとても優秀で、マルチ音源なんだ。これ一つ導入するだけでかなりの数の音色を一度にゲットすることができる。
ベースの他には、アコースティックドラム、ナイロンギター、カホン(!)、カスタネット(!)、パイプオルガン(!)なども非常に質が高いと思う。
ちょっとめずらしい音色も扱ってるし、個人的に一番最初に導入すべき音源だと思う。

Synth1
http://www.geocities.jp/daichi1969/softsynth/
無料、軽い、分かりやすい、便利、音も良い。
アナログシンセ系の音色を導入するなら、これは外せない。
デフォルトの音色はイマイチだけど、色んな人がSynth1のプリセットを公開してくれていて、そのプリセットを読み込んだ瞬間に真価を発揮する。
とりあえず入れとくべき音源。

DrumKit1
http://www.maxsynths.com/
HalionやIndependence Freeのドラムは比較的やさしい感じの音色。しかしメロスピを作るにはちょっと音がやさしすぎる。って言う時に使えそうな音。

Fnequalizer
http://www.oceanturtlemusic.com/
これは音源ではなく、エフェクタ。
イコライザというやつで、特定の周波数帯域を強くしたり弱くしたりする。
色々試したけど、フリーの中ではこれがダントツに使いやすかった。

mda-vst
http://mda.smartelectronix.com/
こちらもエフェクタ。
コンプレッサー、リミッター、ディレイなど、色んなエフェクトがセットになっていて、しかも一度に全部DLできちゃう親切仕様。
何を揃えたらいいか分からない!という場合、とりあえずこのセットを入手しておけばCubase付属のエフェクタと合わせて大抵のものは揃う。
何万円もする有料エフェクタには敵わないけど、「このエフェクタはこういう役割なのか」というのを実際触って確かめるという意味では非常にオススメ。

YOU WA SHOCK!
https://sites.google.com/site/youwashockvst/
これもエフェクタ。
ふざけた名前だと思いきや、凄く使える。
これは「マキシマイザ」といって、平たく言うと音を大きくするエフェクタなんだけど、どうもこのマキシマイザは色々細工をしてくれるらしく、「ロック・メタル系」の音に仕上げてくれる。しかもかなり激しい感じに。
このドラム、もうちょっとパンチが欲しいな・・・とか、そんな時にこのエフェクトを使うと音が別物のように化ける。楽しい。

TLS MAXIMIZER
http://hem.bredband.net/tbtaudio/archive/archive.htm
これもエフェクタでマキシマイザなんだけど、こちらは音にほとんど細工をすること無く、純粋に音圧を稼ぐためのもの。
マスタートラックにこいつを仕掛けておくと良い。
無料にしては結構頑張ってくれる!

Kontakt Player
http://www.native-instruments.com/jp/pr ... -5-player/
Kontaktというのは、プロがお仕事で使うような超高級音源。
そのPlayerっていうバージョンが無償で公開されていて、音色は結構限定されるけど無料公開分については無制限で使うことができる。
ドラムとベースなんかはエフェクト次第ではメロスピにも使えるようなパンチの効いた音になり、実際私の最新作である「進撃の社畜」のCD収録曲ではこの音源のベースとドラムを使った曲がある。
Independence Free同様にマルチ音源なので、とりあえず入れておくと一度に結構な量の音を揃えることができる。

DSK Music
http://www.dskmusic.com/
民族楽器やアコースティック楽器など、大量のフリー音源を扱うサイト。
フリーとしてはかなり音が良く、いわゆる無料音源紹介サイトでは確実に紹介されているサイトの一つ。
「この音ってフリーじゃ存在しないかな・・・」と諦める前に、一度ここを見てみる事をオススメしておく。

RECCERD.ORG
http://rekkerd.org/fretted-synth/
アンプシミュレータのエフェクタを扱うサイト。
私もギターの音作りでとてもお世話になっている。
ちょっと動作が重かったりするものの、フリーにしてはかなり頑張ってくれる。


・・・以上、ちょっと駆け足でご紹介したけど、私が普段日常的に使っている音源をご紹介させていただいた。
ぶっちゃけ、今は私も他の音源をあまり持っていない・・・!!
約束通り、ここまででお金を使ったのはオーディオインターフェースと作曲ソフトだけだ。
ちなみに、後付になるけどオーディオインターフェースを持っておいた方がいい理由はいくつかある。
まず、ASIOドライバをインターフェースに任せる事ができる。
何を言ってるのか分からない人は、ASIOとは何かグーグル先生に聞いてみて欲しい。
ちょっと長くなるので今回はここの説明は省略するんだけど、結論だけ言っておくと「インターフェース無しとか無料ASIOソフトで無理やりDTMやってるとPCに凄い負担がかかるかもしれない」ってのと、普通に不安定で時々音が出なくなったりするので、「インターフェースはとりあえず一つ持っておいた方が良い」というのが私の持論。
あと、インターフェースにはヘッドホンアンプが内蔵されてるので、音質も飛躍的に向上する。ついでに、マイクも繋げられるしラインアウトからスピーカーにも繋げられる。一つあると結構便利なんだこれが。

少しでも導入の参考になれば幸い。

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